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2012年(平成24年)5月28日(月)、デイサービスの歌の時間に録音しました。
歌唱は、月曜日ご利用の皆様と、当日シフトに入っていたスタッフでつくった即席の『ばくちゃん合唱団』です。
2番の独唱は、この歌の作詞者の有川さん。戦争体験を持つ彼は、2番の歌詞に特に思い入れがあるとおっしゃっています。大正生まれ、人生の年輪を重ねた力のある歌声です。 |
『ばくちゃん家四季の歌』は、ばくちゃん家の宝物の一つです。
地域活動をしてきた『特定非営利活動法人 ばくの会』が、2008年に五周年を迎えたとき、これを記念して独自の歌を作ろうと、文章表現豊かな有川さん(ご利用者様)に相談。
「ああいいですよ。考えてみましょう。」と、彼は、快く引き受けてくださいました。
戦争を潜り抜けた年代の方の『平和』への想いと、ばくちゃん家に寄せる愛情がひしひしと伝わってくる歌詞。その歌詞の優しさと美しさに引き込まれ、作曲してくださった草野さんのメロディーも優しさにあふれています。耳に残り、歌いやすいので、初めての方でも、1~2番を聴けばすぐ一緒に歌ってくださっています。
この歌詞そのもののばくちゃん家。
『夢を活かせる ばくちゃん家』
『夢を活かそう ばくちゃん家』
と、みんなで歌いながら、ひとりひとりの夢の実現に向かい、助け合って進んでいきましょう。 |
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☆草野 綾様 プロフィール
音楽大学卒業後、市内や他市にてピアノ教室を開いたり、各地で演奏活動を行っています。
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『特定非営利活動法人 ばくの会』
五周年記念行事
『ばくちゃん家四季の歌』のお披露目
有川様(右)と草野様(左)
2008年(平成20年)9月28日 撮影 |
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「 ばくちゃん家の四季の歌」ある作詞者の裏ばなし |
突然の依頼で 安請けをした作詞者は
脱稿まで苦渋の日々を味わうことになる。
作詞するからには 後世に残る名曲をと肩に力が入った。
地域の歴史風物を特質せずに
日本の高齢者や身体の不自由な人々も対象にオリジナルを心掛けた。
世評の文献他作を模写することなく
引き歌の春夏秋冬を選択肢としてロマンチックに仕上げた。
作曲は変え歌ではなく「ばくちゃん家」調に模索。
プロかセミプロかと迷霧した。
知人の音大出身の草野 綾が快く引き受けてくれた。
彼女の感性と努力で華麗・歌いよいノリのいいメロディが生まれた。
まさに 快挙でありヒットソングとして名曲と好評を頂いた。
これからも独り歩きして消滅することは無いと信じたい。
やがて 国民的な「愛唱歌」として
口ずさみ 囁いてハモれてることを密かに願っている。
※作詞には、ばくちゃん家のスタッフのご協力をいただいた。
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